LAND / UTILITY POLE

敷地内に電柱。
買う前に何を見る?

電柱があるだけで購入できないわけではありません。ただ、駐車や外構の使い方、土地の使用関係、将来の移設を「後で何とかなる」と決めつけないことが大切です。

公開日・情報確認日:2026年10月14日

1電柱本体だけでなく、支線と上空も見る

販売図面と配置図に、電柱・支線・支線の固定部・引込線の位置を書き込み、購入号棟の敷地境界と重ねます。道路上に見える電柱でも、支線の固定部が敷地内にある場合があります。図面に記号が見当たらなければ、現地写真と合わせて売主に位置を示してもらいましょう。

自分の車で前進・後退する軌跡、ドアや荷室を開ける空間、駐輪やごみ出し、門扉・カーポートを置きたい位置を確認します。「駐車2台可」の表示だけで使いやすさは判断できません。駐車場の寸法と出し入れも合わせて見てください。

2設備の所有者と土地使用の書類を分ける

電柱の所有者は必ずしも同じではありません。関西電力送配電は、同社の電柱等を私有地に設置する場合に「土地使用承諾書」を受け取り、土地使用料である電柱敷地料を支払うと案内しています。一方、通信事業者など別の所有者の設備もあり得ます。売主に電柱番号・所有者・土地使用承諾書や契約書の写し、支線や引込線の範囲を確認しましょう。

土地を買った後の名義変更も確認点です。関西電力送配電は、土地の売買で所有者が変わった場合の手続きを案内しています。ただし、敷地料を受け取れるか、金額・時期・対象設備は個別の契約次第。広告の収入見込みや口頭説明を購入価格の値引きと同じように扱わないでください。

3移設は「申請できる」と「希望どおり移せる」が別

関西電力送配電は、一般のお客さま向けに電柱・支線等の移設手続きを案内していますが、同社が受け付けるのは同社所有の配電設備です。ほかの所有者の電柱は、その所有者への連絡が必要としています。購入後に移せることを前提にせず、売主と設備所有者に、移設候補地、実施できるか、費用負担、工期、隣地や道路の同意の要否を申込み前に照会しましょう。

移設できなければ希望する外構を施工できない場合もあります。売主が「引渡しまでに移設する」と説明するなら、誰が手配し費用を負担するか、完了時期と未完了時の扱いを契約条件に落とし込めるか確認します。口頭の「たぶん大丈夫」は購入判断の根拠にしないことです。

4申込み前に聞きたい5項目

  1. 電柱・支線・引込線は、どの号棟のどこにあるか。
  2. 各設備の所有者と、土地使用承諾書・契約書は確認できるか。
  3. 外構や駐車に制約はあるか。完成後の状態を見られるか。
  4. 移設を希望する場合、所有者の回答、費用負担、工期はどうなるか。
  5. 土地購入後の名義変更や管理連絡先は誰が引き継ぐか。

敷地内の設備は、境界や道路条件とも一緒に見ます。写真だけでは敷地と設備の関係を確定できないため、対象号棟の図面と売主資料を照合してください。

大阪・阪神間の新築木造建売で気になる物件があれば、購入申込み前に物件URLと号棟をLINEでお送りください。まけまっせでの取扱可否と仲介手数料を確認します。電柱の移設可否は設備所有者の個別確認が必要です。物件未定なら希望市からご相談いただけます。

その号棟の条件を、購入前に確認

LINEで物件URLを送る対象条件があります。設備移設の可否を保証するものではありません。