AFTER PURCHASE / MAINTENANCE
新築でも、
修繕費の備えは必要?
毎月のローン返済額に目が向きがちですが、戸建ての所有者は点検や修繕、設備の交換も自分で手配します。購入前に、時期と費用を別々に見積もる手順を整理します。
1「新築時の総額」と「住み始めてから」を分ける
購入時の諸費用は契約・引渡しの前後に支払うお金です。一方、外壁・屋根・防水・給湯器などの点検や修繕は、住み始めてから必要になる可能性があります。「今払える価格」と「持ち続けられる家計」は別の問いです。
修繕時期や金額は、建物の仕様、使い方、劣化状態、保証条件で変わります。全国共通の「毎月○円を積み立てれば十分」という額をここでは示しません。購入候補の建物について、売主が示す点検計画と、将来の見積もりを使って検討します。
2点検計画・保証書・仕様書の役割を分ける
国土交通省は長期優良住宅の維持保全について、計画に従った点検、必要に応じた調査・修繕、記録の保存を案内しています。ただし、すべての建売が長期優良住宅認定を受けているわけではありません。認定の有無に関係なく、購入候補の建物にどの資料と窓口が用意されているか確認しましょう。
| 資料・窓口 | 確認したい内容 |
|---|---|
| 点検・維持保全計画 | どの部位を、誰が、いつ点検する予定か。費用の負担者は誰か |
| 保証書 | 無償対応の対象、期間、免責、定期点検が条件となるか |
| 仕様書・設備資料 | 外装材、給湯器等の型番、交換や補修を依頼する窓口 |
住宅履歴情報の保管は、購入後にこれらの書類を探せるようにする話です。この記事では一歩手前の「修繕費を家計へ織り込む」判断を扱います。
3将来費用を家計表へ一行足す
ローン返済、固定資産税、保険、光熱費とは別に、点検・修繕・設備更新のための欄を作ります。売主や施工会社が示す点検の予定と、必要なら専門業者の見積もりを基に、家計に無理のない積立額を検討してください。急な故障は予定時期を待ってくれないため、生活費の予備資金をすべて購入資金へ回さない判断も大切です。
保証があるから修繕費はゼロ、とも言えません。保証対象外の部位や、対象期間後の工事、消耗品、点検費用は契約ごとに違います。保証の範囲と支払時期を併せて確認しましょう。
4予算に余裕が残るかで購入額を判断する
- 候補号棟の点検計画と保証書の交付予定を聞く。
- 住宅ローン返済以外の月々・年ごとの費用を並べる。
- 修繕用の備えを加えると家計が苦しいなら、価格帯や購入時期を見直す。
大阪・阪神間の新築木造建売で気になる物件があれば、購入申込み前にURLと号棟をLINEへお送りください。まけまっせでの取扱可否と仲介手数料を確認します。物件未定なら希望市から相談できます。個別の修繕費は売主資料や施工会社・専門家の見積もりで判断してください。