SOLAR / CONTRACT

太陽光付き建売、
パネルも自分のもの?

屋根にパネルが見えても、買主の所有設備とは限りません。買切り・PPA・リースでは、支払先も売電収入の帰属も違います。物件価格だけで比べる前に、購入号棟の契約形態を確かめましょう。

公開日・情報確認日:2026年10月12日

1「初期費用0円」と「無料で所有」は違う

太陽光発電協会の住宅向け案内は、自己所有、PPA、リースを区別しています。一般的に自己所有では設備を購入者が保有し、PPA・リースでは契約期間中は事業者が保有します。PPAは使用電力量に応じた支払、リースは定額の支払が典型ですが、個別契約で異なります。

形態所有者と支払まず聞くこと
買切り買主側が所有。設置費が販売価格に含まれるか別途かを確認設備価格・保証・修理費
PPA契約期間中は事業者が所有し、使った電気の料金等を支払う形が一般的単価・契約期間・売電収入の帰属
リース契約期間中は事業者が所有し、月額リース料を支払う形が一般的月額・途中解約・期間満了後の扱い

協会の比較表はモデル例であり、購入する号棟の条件を保証しません。「太陽光付き」「初期費用0円」という広告だけでは、設備の所有者も総支払額も決められません。

2売買契約とは別の契約書がないか確認

売主には、太陽光設備が売買対象に含まれるか、別事業者とのPPA・リース契約を承継または新規締結する必要があるかを書面で尋ねます。パネルだけでなくパワーコンディショナー、蓄電池、モニター、配線の所有と保証も分けて確認します。

書面では、契約相手、開始日・終了日、料金改定、中途解約、故障時の連絡先、屋根修理や足場が必要な場合の費用を見ます。売買契約書、設備仕様書、事業者の利用規約で説明が食い違うなら、申込み前に一致した回答を求めましょう。

3光熱費の予測だけで「得」を決めない

発電量は屋根の向きや影、天候、設備の性能で変わります。売電代金の帰属や電気料金は契約方式によっても変わるため、月額支払、電力購入費、想定発電量の前提、点検・交換費用を並べて比較します。協会資料も、初期費用だけでなく月額と保守負担の違いを示しています。

住宅ローンに設備費を含める場合も、借入額と返済総額を別に確認します。売電収入や補助金を確定収入として購入予算に組み込まないでください。省エネ性能ラベルと太陽光の契約条件は別の資料で確かめます。

4将来売る・屋根を直すときの扱いも聞く

長期契約が残る場合、住宅を売るときに契約を次の所有者へ引き継げるのか、買主が承諾しない場合にどうなるかは重要です。また、屋根の修理や外壁工事の際に一時取り外しが必要なら、誰が手配し費用を負担するか確認します。これは物件ごとの契約次第で、一般論だけでは決まりません。

気になる新築木造建売があれば、購入申込み前に物件URLと号棟をLINEでお送りください。当社での取扱可否と仲介手数料を確認します。太陽光設備の所有・料金・保証は売主と設備事業者の書面で別に確認します。物件未定なら希望する市を送れます。

物件URLから費用を整理する

LINEで物件URLを送る太陽光の契約条件は売主・設備事業者の正式書面を優先します。