RAINWATER / SITE PLAN
雨の日、庭や駐車場に
水が残らない?
ハザードマップが示す区域のリスクと、候補の号棟で雨水がどう流れるかは別の確認です。晴れた日の見学でも、図面と現地で水の経路をたどれます。
1屋根・駐車場・庭からどこへ流れるか
購入する号棟の配置図と外構図をもらい、雨どいの落ち口、雨水ます、側溝、排水先を指でたどります。駐車場や庭の地面に勾配があるか、道路と玄関の高さがどう違うかも確認します。国土交通省が公開する配置図の例にも、雨水ます、排水ます、地盤高さが記載されています。ただし、その図の記号や数値を候補物件にそのまま当てはめることはできません。
上水道・生活排水の引渡し時点と費用は別の記事で扱っています。ここで見るのは、主に敷地表面に降った雨と屋根からの雨水です。敷地内で集めるのか、どの設備を経て公共ますなどにつながるのかは、所在地の下水道方式と売主の計画で確認します。
2晴れの日も現地で低い場所を探す
玄関前、車の乗り降り位置、門扉の下、隣地との境、建物の足元を歩きます。雨水ますのふたが植栽や舗装で隠れていないか、清掃できる位置かも確かめましょう。水たまりの跡や土の流れを見つけても、原因や恒常性を写真だけで断定せず、売主に聞きます。
| 見る場所 | 確認したい問い |
|---|---|
| 玄関・駐車場 | 雨の日に歩く経路の低い所と、排水の方向はどこか |
| 屋根・雨どい | 落ち口から雨水ます・排水先までつながるか |
| 庭・隣地境界 | 隣地からの流入、隣地への流出が起きそうな地形か |
| ます・側溝 | 位置、管理者、清掃方法を確認できるか |
完成前の物件なら、現地で仕上がりを判断できない部分があります。完成予定の外構図と高さが分かる資料を受け取り、完成後に再確認する日程を決めておく方法もあります。
3排水先・維持管理・未完成工事を分けて聞く
大阪市の公式案内では、市内の敷地に降った雨水は敷地内で集め、公共ますへ排水する必要があると説明されています。ただし大阪市の扱いを豊中市・西宮市などへ一般化してはいけません。候補地の下水道・排水設備の扱いは所在自治体と売主資料で確かめます。
- この号棟の雨水の排水先と、雨水ます・側溝の位置はどこか。
- 外構の勾配・舗装・排水工事は完成済みか。未完成なら誰がいつ仕上げるか。
- 共有の設備や隣地を通る経路がある場合、維持管理と権利関係はどうなっているか。
- 引渡し後に買主が清掃・点検する設備はどれか。
4ハザードと敷地内排水を別々に評価する
洪水・内水などの公的ハザード情報を確認しても、候補号棟の庭に水が残るかは分かりません。反対に、内覧時に水たまりがなくても大雨時の安全を保証しません。地図、図面、現地、売主の書面説明の四つを重ね、気になる点が解消されない場合は申込みを急がない選択も残してください。
大阪・阪神間の新築木造建売で気になる物件があれば、購入申込み前にURLと号棟をLINEへお送りください。まけまっせでの取扱可否と仲介手数料を確認します。雨水の設計や工事の適否は売主・自治体・専門家の資料で別途判断します。物件未定なら希望市から相談できます。