SEVENTH GUIDE

新築建売の引渡し前、
見落とさない確認表

傷だけでなく、建具・設備・給排水・外構・書類まで確認。指摘を写真と一覧に残し、手直し後に再確認する順番をまとめます。

公開日:2026年9月15日 / 情報確認日:2026年9月15日

引渡し前の立会いは、家の印象を見る時間ではなく、契約内容どおりに完成しているかを確認する時間です。図面・仕様書・契約書と現地を照合し、気になる点は場所、状態、写真、対応期限まで記録します。

確認できない設備を「たぶん大丈夫」で終わらせず、通電・通水や確認時期を売主に聞きます。住宅金融支援機構の住宅に関する情報や、住まいのトラブル相談窓口の案内も参考にしつつ、個別の契約判断は契約書と専門家に確認してください。

1先に確認の条件と道具をそろえる

立会い日時、所要時間、参加者、電気・水道の使用可否、未施工部分の扱いを前日までに確認します。図面、仕様書、オプション一覧、契約書の添付資料、筆記具、スマートフォン、メジャー、付箋、懐中電灯を持参します。

最初に記録すること

号棟・住所・確認日・参加者・天候・未完成箇所・売主側の担当者・写真番号のルール。

2室内の傷・建具・設備を見る

部屋ごとに時計回りで確認すると漏れにくくなります。壁・床・天井の傷や汚れ、クロスの継ぎ目、巾木、窓・網戸、ドア・引戸・収納扉、階段、手すり、コンセント、照明、換気扇、インターホン、給湯リモコンを確認します。

場所動作・状態記録
床・壁・天井傷、汚れ、浮き、隙間、クロスの剥がれ全体と接写、部屋名・壁面
窓・建具開閉、施錠、戸当たり、ガラス、網戸閉まり方と傷の位置
キッチン・浴室・洗面扉、引出し、水栓、排水、換気、収納通水したか、漏れの有無
電気・換気スイッチ、コンセント、照明、換気扇、警報器未通電なら再確認日

傷を見つけたら、その場で補修方法を決めつけず、位置と状態を客観的に書きます。生活上の支障、安全性、契約・仕様との不一致を分けると優先順位が伝わります。

3給排水・電気・外構を動かして確認する

水栓を開けて水圧・温度・排水・漏れを確認し、トイレの流れ、浴室の排水、給湯リモコン、洗濯機パンも見ます。ブレーカーや分電盤、コンセント、インターホン、換気設備は、使用してよい範囲で動作を確認します。

外では、玄関ポーチ、タイル、基礎・外壁の見える範囲、雨樋、駐車場、境界、フェンス、門柱、散水栓、物置などを図面・仕様書と照合します。雨天時の排水や完成後でないと見えない箇所は、確認方法と時期を記録します。

注意

通水・通電や屋根・床下の確認を自己判断で行わず、売主の指示に従います。異常を感じたら操作を止め、写真と説明を残します。

4書類と指摘を記録し、再確認する

指摘一覧には、番号、場所、内容、写真番号、対応方法、担当者、期限、再確認日、完了欄を設けます。口頭で「直します」と言われても、一覧や議事メモに残して双方で確認します。

  1. 立会い当日に指摘番号を付け、写真を撮る
  2. 売主・施工会社と対応方法と期限を確認する
  3. 取扱説明書、保証書、鍵、検査済証等の引渡し書類の予定を確認する
  4. 手直し完了後、同じ場所を再確認し、未対応を分ける
  5. 受領書類と記録を保管する

住宅金融支援機構の住まいの維持保全に関する案内も、引渡し後の点検・維持管理を考える際の入口になります。契約書に定めた引渡し条件や支払条件は、必ず個別に確認してください。

5引渡しを急がないための相談先

手直しが終わっていない、契約図書と現地が一致しない、安全性に不安がある場合は、引渡し日や残代金の扱いを契約書に照らして売主へ確認します。住まいるダイヤルは、住宅の取得・建設・リフォーム等の相談窓口です。相談先に伝えるため、契約書、図面、写真、指摘一覧、売主の回答をそろえます。

立会い前の確認表を整える

物件URL、号棟、引渡し予定日、気になる箇所をLINEで送ってください。対象条件に合う範囲で、確認項目を一緒に整理します。

LINEで引渡し前の確認を相談する最終的な契約判断は契約書と専門家の確認を優先してください。