FOURTEENTH GUIDE

新築建売の火災保険、
見積もりは何を比べる?補償と自己負担の確認

保険料だけでなく、建物・家財の対象、補償される事故、地震の扱い、保険金額、免責金額、期間と補償開始時期を同じ条件で比べます。

公開日:2026年9月17日 / 情報確認日:2026年9月17日

火災保険の見積もりは、保険料の数字だけを並べると比較を誤りやすいものです。保険の対象と補償範囲をそろえ、自己負担や開始時期まで確認してから判断します。

この記事は保険商品の推奨や募集をするものではありません。見積書の項目を読み、必要な補償を自分で検討するための確認表です。

1建物と家財を分ける

火災保険では、建物と家財は別の保険の対象として考えます。建物だけの見積もりなのか、家具・家電などの家財も対象にするのかを確認し、家財を付ける場合は対象外となる物や評価の方法も保険会社に尋ねます。

確認対象質問すること
建物建物本体、付属する設備や構築物の範囲。評価額と保険金額の根拠。
家財家具・家電などを含むか。対象外の物、評価方法、保険金額。
土地土地そのものは火災保険の対象ではありません。建物・家財との区別を確認。

日本損害保険協会のQ&Aは、建物や家財の評価額を基準に保険金額を設定し、契約時や更新時に見直す必要があると説明しています。

2補償される事故と地震を確認

火災だけでなく、落雷、風災・ひょう災・雪災、水濡れ、外部からの物体の落下、盗難など、商品によって対象となる事故が異なります。見積書の補償欄で、付帯している補償と対象外の条件を一つずつ確認します。

地震・噴火・それらによる津波の損害は、火災保険では補償されません。地震保険は火災保険に付帯して契約する仕組みで、建物・家財それぞれが対象です。地震保険を付けるかは、地域の災害情報、家計、必要な備えを踏まえて検討し、保険会社に確認します。

物件の所在地は、ハザードマップのガイドで住所・災害種別・避難経路を確認する際にも使えます。地図の色だけで補償内容を決めるのではなく、見積書と約款を照合してください。

3保険金額・免責・期間を見る

  • 保険金額:建物・家財の評価額に対して、いくらを設定しているか。
  • 免責金額:事故時に契約者が自己負担する金額と、事故・補償ごとの条件。
  • 保険期間:何年契約か、更新や見直しの時期はいつか。
  • 開始時期:引渡し日、融資実行日、入居日など、いつから補償が始まるか。

日本損害保険協会の「すまいの保険について」でも、補償範囲、保険金額の設定方法、免責金額、保険期間などは保険会社ごとに異なるため、内容を検討するよう案内しています。安い見積もりでも補償や自己負担が違えば同じ比較ではありません。

4契約開始前に確認する

  1. 建物・家財の対象と、土地を含めていないこと。
  2. 火災、風水害、水濡れ、盗難など補償の有無と対象外条件。
  3. 地震・噴火・津波を地震保険で備えるか。
  4. 保険金額の評価根拠、免責金額、保険期間、保険料の支払方法。
  5. 引渡し・融資実行・入居のどの時点から補償されるか。

補償内容に迷う場合は、保険会社または有資格の保険専門家へ確認してください。まけまっせは保険商品の比較・推奨や契約手続きを行うものではなく、購入スケジュール上いつ何を確認するかを整理する立場です。

購入前に保険の確認表を作る

物件の引渡し時期や見積書の項目をもとに、建物・家財・補償・自己負担・開始時期の質問を整理します。保険商品の勧誘や推奨ではありません。

LINEで確認項目を相談する特定商品の推奨や保険契約の判断は行いません。