FENCE & COST
隣地とのフェンス、
誰が直すもの?
「フェンスがある」だけで購入後の補修費の負担先は分かりません。新築建売の外構を、設置位置・所有・完成範囲・維持管理の四つに分けて確認します。
1塀の位置と土地の境界を同一視しない
敷地の端に見えるフェンスやブロック塀が、土地の境界線上にあるとは限りません。まず境界標と地積測量図を確認し、外構図・配置図上のフェンス位置を対応させます。隣地側の工作物や共有塀がある場合も、見た目だけで誰の所有・管理かを決めません。
国土交通省の物件状況等報告書の参考例では、境界に関する取決め書、隣地との共有塀の有無や管理方法を引継事項として記載するよう示しています。個別物件で同じ書式を使っているとは限りませんが、売主に確認する項目の手掛かりになります。
2購入前に四つの項目を書面でそろえる
| 項目 | 売主・仲介会社への質問 |
|---|---|
| 位置 | 対象のフェンス・塀は敷地内、隣地内、境界付近のどこか |
| 所有・管理 | 誰が設置し、共有や隣地との取決め書はあるか |
| 完成範囲 | 販売価格に含む長さ・高さ・未施工部分はどこか |
| 補修 | 傷みや破損が出たとき、誰に連絡し何の資料を参照するか |
未完成の号棟なら、完成後にどこまで施工されるか図面と仕様書を確認します。広告写真に写る隣の号棟の外構が、そのまま購入号棟に付くとは限りません。
3「共有なら折半」と決めつけない
補修・交換の費用は、塀の所有や設置場所、損傷の原因、隣地との合意内容によって確認先が変わります。「共有だから必ず半分」などと一般化せず、契約前に書面・取決めの有無と引渡し時点の状態を確かめましょう。傾きやひび割れがある場合は写真と位置を記録し、売主へ確認します。越境が疑われるときは越境の確認も別に行います。判断が難しければ土地家屋調査士や専門家に相談します。
4号棟を特定して費用と外構を質問
購入申込み前に、最新の販売図面・配置図・外構図、引渡し時に受け取る取決め書を確認しましょう。大阪・阪神間の新築木造建売で気になる号棟があれば、掲載URLをLINEでお送りください。まけまっせでの取扱可否と仲介手数料を確認します。物件未定なら希望市を送れます。他社で申込み済みの場合は対象外となることがあります。所有・補修負担については売主資料と専門家の判断を優先します。